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2019.01.05

第一工場の電気集塵機の爆発を受けた 専門家委員会による安全確立のための取組みについて

平成31年1月5日

三友プラントサービス株式会社

 

第一工場の電気集塵機の爆発を受けた

専門家委員会による安全確立のための取組みについて

 

2018年5月28日に発生した当社第一工場焼却炉の電気集塵機爆発は、近隣の皆さまや関係機関にご迷惑とご心配をおかけしたと共に、操業再開まで4カ月以上を要し、お客様にご不便をお掛けしました。改めてお詫び申し上げます。

この事故の原因究明や再発防止策は、消防他関係当局のご指導の下、検討を重ね、万全を期して対応したところですが、当社として本件を重く受け止め、原因と再発防止策の再検証と本件に限定せず業務全般の安全操業徹底のための助言を受けることを目的とした専門家委員会を立ち上げ、活動を行って参りました。

この度、2018年12月14日付で専門家委員会からの報告書を受領しましたので、下記の通りその概要とこれを受けた当社の今後の取組みについてご紹介いたします。安全を第一とし、産業廃棄物の適正処理を核として環境に係る様々な分野で一層皆様のお役に立てるよう努力する所存ですので、引き続きご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします

1.専門家委員会メンバー

委員氏名

経   歴      等

横田  勇 静岡県立大学 名誉教授、元厚生省産業廃棄物対策室長
渡辺 一法 (公財)全国産業資源循環連合会講師、(公財)神奈川県産業資源循環協会 元専務理事、元神奈川県環境科学センター所長
二階堂 久 労働安全コンサルタント 廃棄物処理施設技術管理者

 

2.専門家委員会検討結果報告書要旨

2-1. 5/28事故の原因と再発防止策の再検証

・相模原市、相模原消防に提出された原因と再発防止策について、検討を行い、妥当性を確認

2-2. 社内全般の災害事故防止対策への助言

・専門家委員会による工場内視察を実施し、これに基づく改善事項を指摘

・過去の災害事故発生状況について特徴や傾向を分析

・各工場のおけるリスクアセスメントの向上と、災害事故防止の取組みに係る体制等について、その機能を確認し、責任体制の強化を図ることを助言

 

3.報告書を受けた当社の今後の取組み

・5/28事故の再発防止策の実施を徹底し、夫々の対策が適切に機能しているかを確認して参ります

・専門家委員会からの社内全般にかかる改善指摘に着実に対応すると共に、リスクアセスメントの向上や災害事故防止に係る体制等の強化について、優先度を見極めながら計画的に進めて参ります

以上