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2022.08.05

NEDO助成事業(バイオジェット燃料生産技術開発/サプライチェーンモデル構築)への取組み

 三友プラントサービス株式会社は、株式会社Biomaterial in Tokyoとともに、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成事業「バイオジェット燃料生産技術開発事業/実証を通じたサプライチェーンモデルの構築」に応募し、本日付で採択されたことがNEDOより発表されました。

 三友プラントサービス株式会社は、株式会社Biomaterial in Tokyoとともに、2015年よりパルプを用いた第二世代バイオエタノールの生産と、その第二世代バイオエタノールからジェット燃料を生産する技術開発に係るNEDO事業に取り組んで参りましたが、その取り組みを今般のNEDOの新事業により一層加速させてまいります。

2022年8月5日

三友プラントサービス株式会社

【本助成事業の概要】

 長期的には今後の拡大が見込まれる航空需要予測を背景に、二酸化炭素排出削減による地球温暖化抑止対策が国際民間航空機関(ICAO)をはじめとした航空業界における喫緊の課題となっている中、それらの対応策の一つとして、バイオジェット燃料の導入による解決が必要不可欠な手段の一つとして位置づけられている。

 本事業では、想定する将来の製造規模を技術的に実現し得るSAF製造技術を軸に、将来の事業化を見据えた規模でのSAF製造および供給に係る空港納入までのサプライチェーン構築に向けた、各プロセスにおける実証技術開発を実施し、SAF生産に伴い併産されるバイオ燃料などの副生物の利活用も含めたサプライチェーンの確立を加速して、2030年頃までの確実な事業化の実現に資する。